腰が痛くて動けない!どうしよう!?

急に腰からお尻にかけてとてつもない痛みを感じ、動けなくなってしまうことがあります。
病院に行きたいけれども、起き上がることすらできない。
生死にかかわる緊急性もなさそうなので、救急車を呼ぶのは憚られる。
どうしてよいか分からず、周りにいるご家族さんは大変お困りになるでしょう。
そんな時には、迷わず介護タクシーを利用してください。

実際私のところにも、このような依頼がしばしば舞い込んできます。
そして、このような症状を訴えられるのは、ほぼほぼ中年以上の女性です。
なぜならこの症状は、腰椎の圧迫骨折の可能性が高く、その原因が年齢高めの女性によくみられる骨粗鬆症にあるからだと言われています。
腰椎は普段から上半身全体を保持していますが、骨の密度が低くなると当然強度も落ちるので、体の重みに耐えられれずに変形したり潰れたりします。
その結果、周囲の神経を圧迫することになるので、激しい痛みを引き起こします。
これが圧迫骨折ですが、転倒や尻もちなどの明らかな衝撃はもちろんのこと、寝返りやくしゃみなどをきっかけに起こることもあるそうです。

私が現地に到着してお家に入らせてもらうと、患者さんはベッドの上で寝たままの状態でいらっしゃいます。
病院まではストレッチャーで移動する必要があるので、ベッドからストレッチャーに乗り換えてもらわないといけないのですが、まず、門扉から玄関を通ってお部屋の中までストレッチャーをらくらく持ち込めるようなお宅は滅多にありません。
患者さんをお家の外まで運び出してからストレッチャーに乗っていただくことがほとんどです。
その際には担架を使いますが、簡易的な布担架だと、運んでいる最中に背中や腰が丸まってしまい、患者さんは激しい痛みを感じます。
一般的に想像しがちな両端を棒で支える担架もよいのですが、ベッドから担架に乗り移ってもらうのが簡単ではありません。

最も適したツールは、スクープストレッチャー(掬い上げ型の担架)です。
担架に乗っていただく際にも大きな負担にはならず、お家の中を搬送する最中も痛みは最小限に治まります。
スクープストレッチャーを導入して以降、私は、圧迫骨折と思われる全ての案件でこれを活用しています。

圧迫骨折を発症してしまった場合、ご家族だけで病院まで運ぶことはかなり難易度が高いです。
専門的なツールと豊富な経験を持った介護タクシーに依頼してください。
患者さんご本人はもとより、ご家族さんの負担も最も少なく済むはずです。

なお、、、
骨粗鬆症予防にはカルシウムの摂取とビタミンDが大事だそうです。
カルシウムは牛乳、小魚、大豆製品をよく食べることです。
ビタミンDは魚介類やキノコに多いそうですが、陽の光を浴びて体内で生成させることも重要なのだとか。
美肌を保つには、痛し痒しですが、過度な日焼け防止には注意したほうがよいです。

あとは、筋肉を鍛えておくと腰椎への負荷を和らげるそうです。
やはり普段からの運動習慣が大事です!

コメント