介護タクシーの予約に関する電話を受けた時、何から伝えてよいのか分からず戸惑っていらっしゃる様子がしばしばうかがえます。
業者目線で恐縮ですが、私であればこんなことを知りたい!という項目を並べてみましょう。
一番に知りたいのは、利用される日時です。
せっかく時間をかけて詳細情報を伝えてただいても、「その時間は別の予約が入っているので対応できません」となったら台無しです。
予約が入っていなければ、「今からすぐ来てください!」でも対応可能です。
何はともあれ、まずは利用したい日時をおっしゃってください。
次に知りたいのは、どこからどこまでのご利用なのかです。
予約が詰まっているように見える時でも、乗車地や目的地が、前の予約や後ろの予約と近ければ対応できる場合もあります。
場合によっては、多少の時間調整をさせていただければ対応可能になることもあります。
乗車地と目的地は私たちが予定を組む上で重要な情報です。
続いて、誰が、何の目的でご利用を希望されているかをお伝えください。
「誰が」については、お名前、年齢、性別、電話口の方とのご関係など、
「目的」については、通院・入退院・突発的な発症・私用による外出など、
可能な範囲でお伝えください。
これら聞けば、どんな方が何でお困りなのかを大まかに把握できるので、その前提で話に入ることができます。
そして、機材についてです。
「ご自身でお持ちの機材でご利用される」のか、「業者で所有する機材(車いす、リクライニング車いす、ストレッチャー)を借りて利用したい」のかを教えてください。
もしも、使用すべき機材が分からない場合には、利用されたい方の様子をもう少し詳しく聞く必要があります。何が起こっているのか、どういう症状で困っているのか、を教えていただければ、こちら側で必要な機材・道具類や、追加人員の要否などを判断することができます。
主にこんなことを伝えていただけるとよいと思います。
・どこか痛いところがあるか
・上体を起こせるか、歩けるか
・車いすやストレッチャーへの移乗ができそうか
・(ストレッチャー搬送が必要な場合)搬送を手伝っていただける方の有無
あとは、周囲の環境的な内容です。
・搬送する動線上に、階段や大きな段差、極端に狭い通路などがあるか
・玄関~門扉に注意すべき点があるか(車いすを操作しにくい敷石、砂利道、ぬかるみなど)
・家の周りに車両を停めるのが困難な状況はないか
言葉で説明するのがなかなか難しい場合もあると思いますが、ご利用までに時間の余裕があれば、事前に下見をさせていただくこともあります。
ちなみに、身体障害者手帳をお持ちの場合は、ぜひその旨をお伝えください。メーター料金に身障者割引が適用されます。
また、各自治体が発行する福祉タクシーチケットのご利用予定がある場合、カード払いをご希望される場合も教えてください。
予約段階でないと対応できないわけではないですが、早めに教えていただけていれば、何かとスムーズに進められるので助かります。
まとめ
介護タクシー予約の際には次の項目をお伝えください。
①利用したい日時
②乗車地と目的地
③ご利用される方とご利用目的の情報
④必要機材
さらに詳細が必要な場合は、
④ご本人の様子
⑤家の環境で問題になることがあればその内容
以上、参考にしてください。



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