介助繋がりで我が家の犬の話

我が家で飼っている犬、ラブラドールレトリーバーのメス9歳、サクラちゃんです。

何よりも食べることが大好きで、四六時中、家の中で誰が何を食べているのか監視しています。もしかしたら自分も何かもらえるのだろうか?と寄ってきては、グイグイ顔を覗かせてアピールします。
そして、散歩が大好きです。まともな訓練など受けていないので、飼い主そっちのけであちこち嗅ぎまわります。気品のカケラも感じられません。外に出ると嬉しくて仕方がないのでしょう。興奮して自分が制御できなくなるほど舞い上がります。歳をとって随分おとなしくなりましたが、若い頃は力もみなぎっていたので、散歩に連れていくのが本当に大変でした。

そんなサクラが、昨年の秋ごろから、急に後ろ脚を痛がる素振りを見せ始めました。それまでそんな兆候はまったくなかったので、大変驚き、慌てて動物病院に駆け込みました。診断は、高齢による膝関節の痛みだということで、あまり負担をかけないようにと言われました。お手軽な改善策はなく、少しずつ筋力を鍛えて関節への負担を和らげるしかないとのこと。

そう言われても、散歩が大好きなサクラを家に閉じ込めておくわけにはいきません。獣医のアドバイスに従い、朝晩の散歩コースの距離を大幅に削減しました。最初のうちはたまに脚を痛がる程度でしたが、だんだんと症状は悪くなり、冬が終わるころには散歩後に脚が軽く痙攣したりするようになりました。ついには、玄関先の階段を上がりきれず腰がくだけてしまったり、散歩途中で止まってしまうようになりました。

最初に症状が出てからわずか半年です。子犬の頃、身体が大きくなるのも早かったですが、年老いて悪い症状が進むのもとても早いと感じます。

ところで、私の家では過去2回小型犬(ポメラニアン)を飼ったことがあります。いずれも14歳ほどで亡くなりましたが、2匹とも急激に様子がおかしくなり、それほど時間がたたないうちに逝ってしまいました。サクラも時期がきたらそんな感じなんだろうなと思っていたので、臓器系が病気になる前に足腰が弱るとはあまり考えてなかったです。やはり大型犬と小型犬では大きく違うんだなと改めて痛感しています。

サクラは30kg以上あります。散歩中に歩かなくなってしまったら最後、抱えて帰るしかありません。30kg超の犬を抱えて歩いて帰るのは大変です。元々怖がりなサクラは、抱きかかえられて運ばれることが好きではないので、抱き方にも気を使います。そのためとても疲れます。50mごとに抱えては下ろし、その都度息を整えなければなりません。

そんなこんなで、このままではいかん!と、サクラに車いすを買ってあげることにしました。なじみのペットショップに相談したら、神奈川県厚木市にある「ポチの車イス」というお店を教えてもらいました。

とある日曜日、2時間ばかり高速を走って午後1時半に到着。採寸してもらい、夕方4時半には受け取ることができました。セミオーダー的な感じで、犬の体型に合わせて微調整をした上で渡してくれます。前足はまだ元気なので、今回は2輪タイプでお願いしました。前足も弱ってきた場合には4輪の方が適しているそうで、その際には改造で対応してくれるとのことです。

これで脚の痛みも気にせず散歩に行けるねと喜びました。ところが、、、

意気揚々と持ち帰ってみたものの、今のところ車いすを装着してもほとんど歩きません。両後ろ脚に体重がかからないように、股ぐらを吊り下げるような恰好になっているのですが、どうもこれに慣れないようです。ただただ困惑したような表情を見せるだけで、脚への負担が軽減されているのかもよくわかりません。

装着した時のメリットさえわかれば自らも努力してくれると信じ、なだめすかしながら練習の毎日です。
千里の道も一歩から。
早く以前のように散歩を楽しんでくれるようになってくれれば良いのですが!

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