介護タクシーはいろいろな方が乗られます。重症度の高い患者さんを搬送することは少ないですが、万が一にも介護タクシーの利用によって感染が広がるようなことがあってはいけないので、衛生管理には気を付けています。皆さまに気持ちよく利用していただくためにも必要なことだと考えています。
新型コロナウイルスの経験から、一時は感染対策への注目が高まりました。全世界で新型コロナウイルスで亡くなった方は500万人だったそうですが、重症化率が低下したことで現在では注目度が下がり、最近ではインフルエンザの方がよくニュースになります。しかし、どちらもウイルス感染によるものなので、対策としては同じです。
ウイルス感染は一般的に飛沫感染と言われますが、飛沫に触れることで接触感染も起こり得ます。飛沫感染の予防については、まずは飛沫を飛ばさないことと吸い込まないことが重要ですが、これはマスクの着用、定期的な換気、適度な湿度コントロールにより回避できます。接触感染の予防については、手洗い・うがいの励行です。私の人生経験上、風邪をひいたり体調を崩す原因のほとんどは、汚れた手から目・鼻・口を通して悪いものが体に入ることのように思います。外出時のマスクはもちろんですが、家に帰ったら必ず手洗い・うがいをすることが、最も基本的で効果的な方法だと私は信じています。
そして、我々介護タクシー事業者は、機材や車両から感染を起こさぬよう努める必要があります。業務中にはマスクをしますが、以下のような対策も実践しています。
車いすやストレッチャーなどのご利用があった場合には、アルコール消毒液で拭いています。

車両は次亜塩素酸ナトリウムを噴霧した後に清拭、換気させます。

毛布、ひざ掛けなどは天日干し、使用したタオル類は都度洗濯します。

業務状況や天候などにもよりますが、基本的には毎使用後に行っています。



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